2009年5月18日〜24日 気になったものメモ

先週の気になったもの Top5

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福満しげゆきの「生活」がwebで連載再開!

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福満しげゆきのストーリーマンガ「生活」ウェブで連載再開という記事より

僕の小規模な生活」や「うちの妻ってどうでしょう?」の作者である福満しげゆきの「生活」がwebにて連載が再開されました。

福満しげゆきは「僕の小規模な失敗」から、自分の人生や生活を題材にしたエッセイ漫画を主に描いている漫画家なのですが、この「生活」は作者には珍しくストリーマンガになっています。ストーリーマンガでありながら、主人公がコンプレックスから他人を妬むという福満しげゆき的な構造は、そのままなので他のマンガが好きな人にもお勧めです。

モーニングの公式サイトに掲載されている形になるのですが、モーニング本誌での「僕の小規模な生活」の連載再開と合わせてのweb連載ということみたいです。

PIXERのロボット映画「WALL-E」の凝ったこだわりと感情豊かな表現力。

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WALL-E

さすがPIXERですね。フルCGの表現力が恐ろしいレベルになってます。いつのまにか。人間なんかはかなりデフォルメされているのですが、序盤に出てくる廃墟だったり錆びた鉄だったりは、ものすごく綺麗です。

出てくるロボットの一挙一動がすごく人間らしく出来ていて、ロボットという非人間的な外観と人間らしい表現とのギャップが、人間的な感情の機微を際立たせています。ほとんどセリフがないにも関わらず十分感情移入して見れました。

あと気になったのが、ビラだったり、映像だったり、劇中に出てくる文字が日本語版で観ると、きちんと日本語で表記されていたこと。フルCGだからこそ可能なんですが、そういった細かい気配りはなんだか嬉しくなるのなぁと思いました。スタッフロールなんかもちゃんと日本語と英語が切り替わるそうです。

追記

記事タイトルが微妙だったので修正。

「スラムドッグミリオネア」を見てきた。

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二週間くらい前なんですが、賞を総なめにしていて「スゴイ映画」と言われているスラムドッグミリオネアを見てきました。

あらすじは

テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。
- シネマトゥデイより

主人公のジャマールが警察に尋問されて自らの過去を振り返って語ることで、インドの抱える様々な社会的な問題を描くという手法になっています。

社会的な弱者が、まっすぐな心を持って人生の逆転勝利、下克上を果たすという展開自体は、古くから使い古されてきたストーリー展開の典型なのですが、この映画が巧妙なのは社会的「弱者」であるということをより悲痛に、より克明に描写するための計算された構成がなされているという点です。

通常このような逆転劇は、まず主人公が虐げられてきた背景を描く(嫌みな教頭に学校を退学にさせられるとか、借金取りに家庭をぼろぼろにされるのを少年時代に震えながら見てるとか、大企業が昔ながらの人情と由緒のある商店街を買収しようとするとか、そういうの)。で、現代に戻って仲間とともに作戦を練って、復讐や逆転を果たすために一致団結する。そのあと二転三転あったりなかったりして、弱者が勝利する。みたいなのが多いです。映画としては、「一致団結」とか「努力」とか「諦めない心」みたいな、人間的な部分が大事なんだというのがメッセージになっていて、映画上の時間軸でいう「現在」にフォーカスがあたるし、時間も割かれる、そんな構成になっています。

対して、この「スラムドッグミリオネア」はと言えば、映画開始直後に既に逆転の一歩手前の時点まで主人公はいて、そこまで来れた(それまでのクイズに答えられた)理由として、尋問の中で悲惨な過去が語られるという構成になっています。映画の大部分が虐げられた過去を振り返る部分に費やされるため、背景となった社会的情勢の悲惨さんというのをきちんと描けるようになっている訳です。そのせいで、ドキュメンタリーを見てるような切実さと感動が生まれるのではないかと。

ちなみに、この映画は舞台はインドですがインド映画ではありません。監督はトレインスポッティングなどで監督を務めたダニー・ボイルで、イギリス映画なんですね。サイト見るまで知りませんでした。インド映画ではないんですが、ボリウッドと呼ばれるようなインド映画的要素はふんだんに盛り込まれていて、映像的な
演出も非常によく出来ていて、テンポがよく感じるため、ドキュメンタリーで感じがちな間延び感はほとんどなかったです。あと、インド映画で出てくるダンスシーンですが、それは最後のスタッフロールで出てきます。

あと、音楽も結構よかったですよ。インド系の曲をこの映画の影響で、いろんなとこで耳にすることが増えそうな気がしてます。GW中に行ったJUMBLE vol.9でも、そういう系の流れてたし。

電話で自分の声を吹き込むとオリジナルの着うたになる「iida calling」

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iida calling

最近これでもかってくらいにCMが流れているiida。そのwebキャンペーンが面白いです。

指定の番号に電話をかけて、ガイダンスに従って自分の声を吹き込むと、自分の声が TOWA TEI の曲とリミックスされてオリジナル楽曲になるというキャンペーン。できた楽曲はPCサイトから着うたやブログパーツとしてダウンロードすることが可能です。

CMの出稿量もそうですが、キャスティング見ても、KDDIのこのプロジェクトの力の入れ具合が半端ないですね。iida callingのCreativeDirecorはUNIQLOCKでもCreativeDirecorはしていたprojectorの田中耕一郎氏。iida全体のweb、CMのディレクションにthaの中村勇吾氏。楽曲はテイトウワ氏。プロモーション面だけはなくプロダクトの面でも、一流プロダクトデザイナーだけでなく、草間彌生氏をキャスティングしたりと、なんだかすごいことになってますね。第一弾が草間彌生氏とのことなので、今後も著名な人が続々と出てきそうです。

フィールドキャンペーンで、体感キャンペーンのリアルイベントも行っているようなので来年のweb広告系の賞には確実に食い込んできそうな気がします。

今までは、携帯電話というプロダクトにデザインの視点を加えるという形だったでのすが、デザインの文化から携帯電話の在り方を考えるというプロジェクトみたいなので、今後もいろいろな展開が期待できそうです。サイト内のFUTURE CONCEPTSなんかも面白いですね。

ブログパーツを貼ってみました

右下のボリュームを上げると音が出ますよ。

「日本文学者変態論」に書いてあった言葉

日本文学者変態論―日本史原論あとがきより

ハッキリ言えば、その誰もが破綻者であった。社会とズレていること。それに対する不満を表現にぶつけ、なんとか生きているということを保とうとする。この社会と繋がろうとする。そうすることで作品が生まれる。そして今度は自分の作品に対する不満が生まれる。そしてさらに社会とズレはじめ、破綻する。するとそのギャップからまた表現が生まれる。
これは別の見方をすれば”悪循環”であると思う。

爆笑問題の日本史原論シリーズの最新作で、日本の近代文学者たちの生涯、そしてその中で生み出される作品の背景が23人に渡り収録されています。日本史原論シリーズ自体がそうなんですが、漫才の形式で進められるため、田中が解説しながら進めて、太田がそれに対して、最近の芸能ネタ、時事ネタなんかを引き合いに出しながらボケ倒す、そんな構成になっています。読みやすいと言えば、読みやすいですが、作品の成り立ちだったりといった主題部分に関しては、割とサラッと軽めといった印象でした。

作品はその作品自体のみによって評価されるべきという考え方もあるのですが、個人的には、その作品が生まれるまでの経緯、系譜といった、どのような文化的文脈の流れの中にあったのかという点は、ひとつの作品を鑑賞する上で、大切な要素だと思っています。作品が点ではなく、線としてつながり立体的に見えてくるので、楽しみ方が増えるのと、自分へのつながりをイメージしやすいからなんですが。

ちょっと、近代文学を改めて読みたいなと思ってて、上記のような読み方が嫌いじゃない人はサラッと読んでみるといいかもしれないです。本自体は厚いですが、すぐ読める本なので。

2009年4月27日〜5月3日 気になったものメモ

GWに入りましたね。
今日、母がこのブログを読んでると知り、びっくりしました。
ちょっと考えた末、気にしないことにしました。

先週の気になったもの Top5

web系が多いですね。3つがweb広告。

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